当クリニックでは、形成外科専門医であり、豊富な手術実績をもつ力丸英明医師が、月曜日および土曜日限定で美容外科手術を担当しております。
眼瞼(まぶた)、鼻、口唇といった顔貌に大きく影響する部位を中心に、機能性と審美性の両面からアプローチする高度な美容外科手術を行っております。
「術後もご本人らしさが自然に残る仕上がり」を重視し、解剖学的知見に基づいた繊細なデザイン・縫合法・組織操作を徹底しております。
いわゆる「整形感」を抑えつつ、調和の取れた印象へ導くことを目標としています。
ご希望やご不安を丁寧にうかがいながら、医学的観点から最適な術式やアプローチをご提案いたします。
下記に記載のない施術内容についても、まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。
二重まぶた埋没法
埋没法とは、上まぶたの皮膚の内側に特殊な糸を通して、上まぶたを開く筋肉(眼瞼挙筋)や瞼板(まぶたの内部の板状の組織)に2〜3ヶ所固定することで、二重のラインを新しく作る治療です。
生まれながらの二重まぶたの方では、眼瞼挙筋の先に伸びる挙筋腱膜がまぶたの裏がわに付着しており、この筋膜の力でまぶたを引き上げて眼を開いています。埋没法では、この眼が開くしくみを、糸を用いて人工的に作ります。
当院では、美しい仕上がりのため、また患者さまのご要望に添うよう、手術の際にはさまざまな工夫を凝らしています。


①お顔立ちを活かしたナチュラルな二重ライン
埋没法では、切開法と比較すると、術後の腫れや内出血(青あざ)などのリスクは低いのですが、場合によっては「すぐに一重に戻ってしまった」「二重のラインに左右差がある」などのトラブルが生じる可能性があります。
当院では、糸をかける箇所の数や糸を通す深さなど、美しい仕上がりが長く継続するための手術法をカスタマイズしています。
また、その方の本来の眼のかたちやお顔全体のバランスによっても仕上がりのイメージは変わりますので、その方にとって、最適と思われる方法をご提案しています。
②使用する糸や針のチョイス
髪の毛と同じくらいの極細の糸を使用しています。これまでの数多くの経験から、「術後の後戻りが少ない」、「炎症を起こしにくい」ことを最も重要と考えて、当院では非吸収糸を使用しています。
また、注射針やまぶたを縫う針もごく細いものを使用し、痛みや腫れ、内出血(青あざ)などの術後のリスクを最小限に抑えています。
※合併症・副作用
- 術後の腫れ:目元は皮膚がデリケートなため、腫れが出ることがあります。数日で目立たなくなる場合が多いですが、腫れの出かたや腫れがおさまるまでの期間には個人差があります。
- 内出血(青あざ):目元は皮膚がデリケートなため、内出血(青あざ)ができることがあります。約2週間で目立たなくなります。
- まぶたの後戻り:固定の糸がはずれ、元の一重まぶたに戻ることがあります。再度糸をかけ直します。
- 感染:まれですが、傷が化膿する場合があります。
目元の印象改善
眉の下を切開し、上まぶたのたるみを取り除きます。この手術は局所麻酔で行います。
オプションで、二重のラインを形成することもできます。



※合併症・副作用
- 術後の腫れ:目元は皮膚がデリケートなため、腫れが出ることがあります。数日で目立たなくなる場合が多いですが、腫れの出かたや腫れがおさまるまでの期間には個人差があります。
- 内出血(青あざ):目元は皮膚がデリケートなため、内出血(青あざ)ができることがあります。約2週間で目立たなくなります。
- 二重ラインの左右差:左右のまぶたの形や二重ラインに微妙な差が出ることがあります。再度微調整を行う場合があります。
- 感染:まれですが、傷が化膿する場合があります。
リップリフト(上口唇短縮術)
鼻の下を切開して、目立たない位置で皮膚を切除して、鼻と上口唇の間の距離を調整します。局所麻酔で行います。



※合併症・副作用
- 術後の腫れ:術後に腫れが出ることがあります。数日で目立たなくなる場合が多いですが、腫れの出かたや腫れがおさまるまでの期間には個人差があります。
- 内出血(青あざ):内出血(青あざ)ができることがあります。約2週間で目立たなくなります。
- 感染:まれですが、傷が化膿する場合があります。
- 肥厚性瘢痕:術後に傷あとが一時的に目立つことがあります。ほとんどの場合は、術後6ヶ月以降に自然に目立たなくなることが多いです。
鼻尖形成術
鼻の粘膜を切開し、小鼻(鼻翼)の内部にある軟骨の形を整えます。耳介軟骨などを用いて鼻尖の形を整えます。また、鼻孔の形に左右差がある場合は、鼻孔の形も整えます。局所麻酔で行います。
※合併症・副作用
- 術後の腫れ:術後に腫れが出ることがあります。数日で目立たなくなる場合が多いですが、腫れの出かたや腫れがおさまるまでの期間には個人差があります。
- 内出血(青あざ):内出血(青あざ)ができることがあります。約2週間で目立たなくなります。
- 感染:まれですが、傷が化膿する場合があります。
- 肥厚性瘢痕:術後3ヶ月より傷あとが一時的に目立つことがあります。ほとんどの場合は、術後6ヶ月以降に自然に目立たなくなることが多いです。
DATA
施術の目的 | お顔の印象改善 |
治療時間 | 120分〜(デザインと局所麻酔の時間を含む) |
ダウンタイム | 約3週間 |
メイク | 翌日まで不可、手術部以外は2日後よりOK |
注意事項 | 痛み・腫れ、青アザの症状が出る場合も |
治療回数のめやす | 1回 |