フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザー治療とは

レーザー照射によって、皮膚に微細な穴をあけ皮膚を新しく入れ替える美肌治療です。

照射部位は新しく再生した皮膚組織と入れ替わり、生まれ変わった表皮と新生コラーゲンによって、肌のハリや凹凸感を改善します。

フラクショナルレーザーには、組織を蒸散させることで皮膚に穴を開ける「アブレーティブ」タイプと、熱凝固のみを起こす「ノンアブレーティブ」タイプの2種類があります。

アブレーティブタイプのほうが、皮膚の凹凸については改善効果が高いのですが、数日間のダウンタイムが生じます。

一方、ノンアブレーティブタイプでは表皮の受ける熱ダメージが少ないため、アブレーティブタイプほどの皮膚の凹凸の改善効果は高くないものの、ダウンタイムを非常に短く抑えられます。

当院では、お肌の悩みや症状に応じて、アブレーティブタイプのCO2REとVenus VIVA Fractional RFおよびノンアブレーティブタイプのFrax1550の３台を使い分けて治療をおこなっております。

当院では、アブレーティブタイプのフラクショナルレーザーとして、SYNERON CANDERA社のCO2レーザーを導入しています。

アブレーティブタイプのフラクショナルレーザーとは、皮膚に微細な穴を多数開け、細胞の新生と真皮のコラーゲンの増殖を促すことで、美肌効果、小じわの改善、ニキビ跡の平坦化、凹んだ傷跡の改善を行うものです。

RF (ラジオ波)テクノロジーによって、最小限のダウンタイムで最大限の効果を得ることを目的としたフラクショナル治療器です。

ラジオ波を用いて表皮(お肌の表面)に無数の非常に小さな穴を開け、さらにラジオ波を真皮（お肌の深層）に流すことで真皮を加熱します。

無数の穴をあけることで表皮細胞が新しく入れかわり、真皮に熱が加わることで真皮の細胞の再構築(コラーゲン増生)が促されます。施術の設定によって、様々な効果が期待されます。「アブレーティブ」タイプの治療機器です。

施術の目的	フラクショナル：ニキビ跡・凹みの改善、小じわ・たるみの改善、お肌のエイジングケア M Pスクエア：たるみの改善、小じわの改善、くまの改善
治療時間	フラクショナル（全顔90分）：表面麻酔とクーリングの時間を含む。※鼻のみは40分 MPスクエア(全顔)：30分
ダウンタイム	フラクショナル：約１週間 MPスクエア：なし
メイク	フラクショナル：当日〜翌日不可、2日後よりOK MPスクエア：直後よりOK
注意事項	フラクショナル：直後に赤みが持続する場合も MPスクエア：直後に赤みが出る場合も
治療回数のめやす	フラクショナル：3回継続をおすすめ MPスクエア：4回-6回継続をおすすめ

Frax 1550（SYNERON CANDERA社）は1550nmの波長の光を発する、ノンアブレーティブタイプのレーザーです。

水分（コラーゲン）をターゲットとして、真皮上層に熱凝固を起こさせ、その深さは800μm（0.8mm）まで達します。

1550nmのレーザー光は、水分の少ない表皮を通り抜けて、水分豊富な真皮に到達し、毛穴や小ジワの改善、皮膚の活性化をはかります。

※フラクショナルレーザー直後は、皮膚に小さな穴が多数開いていますので、薬剤の浸透がよい状態になります。治療のオプションとして、成長因子入りパックを提供しております。

施術の目的	ニキビ跡・凹みの改善、小じわ・たるみの改善、お肌のエイジングケア
治療時間	90分（表面麻酔とクーリングの時間を含む）※全顔の場合。鼻のみでは60分
ダウンタイム	約１週間
メイク	当日〜翌日不可、2日後よりOK
注意事項	直後に赤みが持続する場合も
治療回数のめやす	3回継続することをおすすめ