毛穴の開きの治療

頬やお鼻の毛穴の開き、これも女性を悩ますもののひとつ。

お化粧がきれいにのらなかったり、ファンデーションを塗るとかえって目立ったり… そのため毛穴対策のお化粧品も数多く見受けられます。しかしここでひとつ考えてみましょう!

「毛穴」というものは元々皮膚に備わっているものです。そしてちゃんと役割があって、この毛穴から皮脂(“あぶら”)が出て、「皮脂膜」というベールを作って皮膚から水分が逃げるのを防いでくれています。

そして毛穴には3種類あって、その中で最も“広く深い”毛穴である「脂腺性毛包」という毛包がお顔には多く、年齢と共に目立ってくる傾向にあります。 それゆえ、ある意味その流れに逆らって毛穴を目立たなくすることは容易いことではありません。

それに加えて、日常の何気ない習慣がかえって毛穴を目立たせる原因となっていることが少なくありません。

一口に「毛穴の開き」と言っても毛穴が目立つ状態は様々です。皮脂の過剰、乾燥、キメの乱れ、年令の影響、物理的なまさつ、ニキビ跡、などです。

また皮膚をよく観察すると、日によっても毛穴の状態に差があります。生理前、睡眠不足、疲れや体調がすぐれない時などは毛穴が目立って見えます。

毛穴の開きを改善するためには、とにかくまず洗顔の時に指でクルクルとお肌を「こすらないこと」「洗いすぎないこと」そして「毛穴が目立っていてもその状態に応じた保湿をきちんとすること」が何より大事です。

この習慣を改善していかなければいくら施術や毛穴によいと言われるお化粧品でスキンケアしても効果は期待できません。

下記を症状に応じて単独、または組み合わせて行います。

治療方法

VENUS VIVA® フラクショナル RF(高周波によるフラクショナル治療)

最新のRF (ラジオ波)テクノロジーによって、最小限のダウンタイムで最大限の効果を得ることを目的としたフラクショナル治療器です。

ラジオ波を用いて表皮(お肌の表面)に無数の非常に小さな穴を開け、さらにラジオ波を真皮(お肌の深層)に流すことで真皮を加熱します。

無数の穴をあけることで表皮細胞が新しく入れかわり、真皮に熱が加わることで真皮の細胞の再構築(若返り)が促されます。施術の設定によって、以下のような様々な効果が期待されます。

  • 肌の若返り(くすみや小じわの改善、肌の張りのアップ)
  • 肌質の改善(毛穴の引き締め、ニキビ肌や脂性肌の改善、より滑らかな肌へ)
  • 皮膚表層の色素沈着や凸凹の改善
  • 肌全体の引き締め効果
  • 軽度からの中程度のシワの改善
  • 軽度から深い二キビ跡の改善(深いニキビ跡には、炭酸ガスレーザーを併用)
  • ストレッチマークや傷痕の改善

*この施術は、痛みを伴いますので施術前に塗る麻酔を行います。

毛穴が引き締まり、小じわが軽減しています。

VENUS VIVA® MPスクエア

VENUS VIVA MPスクエアは、最新の多極RF テクノロジーによって非侵襲的に真皮および皮下組織を加熱することで肌を引き締めると同時に、パルス磁場によって細胞活性や血行を促進し新しい皮膚の再生を促します。

皮膚深部の温度が38℃から45℃になると真皮のコラーゲンが刺激され、45℃以上で脂肪が融解します。この方法は国際特許を取得した技術でFDAの認可も受けており、特に欧米では女優やセレブの間で御用達となっています。

施術によって、以下のような効果が期待されます。

  • しわの改善
  • たるみの改善(リフトアップ効果)
  • 肌質の改善、肌の明度アップ、毛穴の改善
  • 顔効果

*この治療は1~2週間に1回の頻度で計4~6回を目安に行いますが、これらの効果は3~4回目の施術後より実感されてきます。

その後は、継続的に行うことで効果がより持続されます。なお、効果の実感には個人差があります。

深いシワが浅くなり、たるみの改善に伴って毛穴も改善しています。

スキンケア

ここが基本です。第一にとにかく「こする」習慣や「洗いすぎ」をやめることが不可欠です。その上で上記のいろんな要因―皮脂の過剰、乾燥、キメの乱れ、年令の影響、などそれぞれの改善につながるようなスキンケアを指導いたします。下記の治療法もご自宅でのスキンケア次第で効果が左右されますので、よりよい効果を得るためにもスキンケアの指導は必ず行っております。

ビタミン導入(クールビタミントリートメント)

ビタミンを電気の流れと超音波の力で皮膚に浸透させます。通常皮膚に塗布する場合に比べて数十倍浸透率が上がると言われています。毛穴を引き締める効果、保湿効果、過剰な皮脂を抑える効果、などがあります。乾燥や年令の影響から目立つ毛穴に効果的です。

メソアクティス

電気の力を用いて、ビタミン導入では導入できない各種の有効成分や薬剤を皮膚に浸透させる方法です。

ケミカルピーリング

皮膚に酸を塗布して、角質を剥離する治療法です。2~3週間に1回の施術で、初めは6~10回を目安に繰り返します。皮脂が多い状態やまた年令的な毛穴の目立ちに適しています。

光治療

I2PLという特殊な光を照射します。

同時にシミやソバカス、小じわなどにも対応できるメリットがあります。年令による毛穴の開きに適しています。定期的に月に1回の照射を複数回行うことが必要です。